""がありませんでした
「福さん 久し振りで行きますか?」
「そうですね。皆さんと一緒に行きましょう」
行く所は決まっています。
そうですね、伊豆の伊東の温泉ですね。
「皆さん、今日は突然だけど、店の温泉一泊旅行って事になりやした」
「待ってました。伊東温泉・山海ホテルですね」
「今日は福さんの秘書さんも、フランス航空のキキさんもいらっしゃる」
「女将!宜しく」
「あいよ。皆さん解ってますね」
「解り過ぎてますよ」
女将がのれんを取り込んで、2か所に電話する。
「あの又あれでね。よろしくです」
「どうした?」
「大丈夫に決まってるでしょう」
もう何年になるでしょうか、福賀貴義がスカウトされて(株)雪月花に入って4年目
専務になって、間もなくでしたね、ぶらっと福寿司の暖簾をくぐって大将と目が合った。
「あれからだね。始めて来てさ、温泉一泊旅行に行きませんかって云ったね」
「云いましたね」
「あっしもね、そんな気が在ったんで、息がばっちりあっちゃて云っちゃった」
「それで行ってるうちにね、フクガセンムは副総理になっちゃって」
「あっという間に総理になっちゃいました」
「それも皆、フクガセンムのイメージだったんですから」
「此の温泉一泊旅行は只者じゃありませんよ」
「東西観光のバスが着きました」
「此れからですね。また何かが起きる」
では又lamer.88でした。